どうも~!売れないTシャツ屋「ぼくがいなくてもパーティーはつづく」の黒澤コリンですぅ~!
言うてやらしてもらってますけど。
頼む。お情けでええからTシャツ買ってくれ!
Tシャツいらんということなら、Tシャツ買わんでええかえらお金くれ!
という思考になるほどTシャツ売れてまへん。
僕が奇人になる前に誰かTシャツ100枚買って下さい。
では、~桃岩荘という名のユースホステルがヤバイ!その3~でございます。
今回の、その3でやっと桃岩荘に着いたところからですから、桃岩荘のネタ数の多さを改めて思います。
↓その1
↓その2
知性・教養・羞恥心を捨てよ!~桃岩荘という名のユースホステルがヤバイ!その3~
送迎車が到着したので降りようとしたところ、スタッフさんからストップがかかりました。
急いで降りていったスタッフさんが送迎車のドアから桃岩荘の玄関口までレッドカーペットを敷きに行ったのです。
私一人のために。
ドミトリーのユースホステルですから宿泊料金が高いわけではありません。
一泊3888円です。
人生初のレッドカーペットの上を歩き、桃岩荘の玄関のドアをあけると、
「ドンドンドンドン~!シャカシャカシャンシャ~ン!ピ~ピ~ピ~!」
と太鼓や鈴や笛の音が鳴り響き、
「お~かえりなさ~い!!!」とバカデカイ声で迎えられます。
この状況で、「ただいま」と普通に応えるほうが場にそぐわないということを判断した私は、
「たっだいま~!!!」とバカデカイ声で応えました。もちろん迎えてくれた7、8人全員初対面ですけど。
このやり取りが3回くらい続きます。
送迎車の中で知性・教養・羞恥心を捨ててきて良かった。(※その2参照)
宿泊の手続きを済ませますと1人のスタッフさんがマンツーマンで桃岩荘の案内をしてくれます。
もちろんバカデカイ声です。
桃岩荘の内装も相まって、まるで舞台の芝居を目の前で見せられているかのような、そのスタッフさんが別世界の人のように見えてきて、バカデカイ声のはずなのに口だけがパクパク動いていて声が耳に入って来ない。
なんて思っていたところ、案内が終わらないうちに次の宿泊客が来てしまったようです。
お迎えお見送りは基本的に全員参加。
宿泊客は参加自由だが、空気的には参加しないという選択肢はない。
有給休暇が取りづらい会社の空気感だ。
私はまだリュックを背負ったままなのだが、今度はお迎え側にまわることになるようだ。
マラカスを手渡された私は玄関先に正座で座り、頭をさげてお迎えをする。
玄関が開くと、私も力いっぱいマラカスを振りながら「おかえりなさ~!!!」とバカデカイ声で言いました。
もちろん初対面ですけど。私、まだリュック背負ってますけど。私、わりとええ歳ですけど。
長い一日になるな。
私はリュックの重さを必要以上に感じながらベッドに向かった。
つづく。
「私はいつまで経験値にこだわるのか、思えば、ドラクエが好きだった」
とかなんとかいっちゃってー。
↓桃岩荘一階大広間、ニシン番屋を改装してある。
↓2階はぐるっと男性用ドミトリーの2段ベッド