黒澤オトンと黒澤オカンの第二子として神奈川県で生まれる。
のだけれど、本当は生まれてくる予定ではなかったらしい。
僕が生まれる前に一人、流産で流れちゃったらしい。
子供は二人と決めていたから、その人が生まれていれば僕は生まれていなかったらしい。
幼少の頃、冗談まじりにそんな話を聞かされたときは、やり場のない気持ちにもなったものだ。
しかし、今、敢えて言おう。「その時生まれてきたとしても僕だった!」と。
で、思ったのが、そうすると、僕は生まれたときから人生に遅刻しているな。と。
よって、黒澤コリンの人生は遠回り~永遠の遅刻~
だから、今さらになってTシャツ屋やるとか言いだしてるんだな。
だから、まだ独身なんだな。
だから、まだアイデンティティが確立していないんだな。
だから、まだピーターパン症候群なんだな。
そう、僕自身の問題じゃないんだ。遅れて生まれてきたせいなんだ。
そう考えると今までの人生、わりと納得できる部分もあるな。
よく学校に遅刻したり、よくアルバイトに遅刻したり、よく友達や恋人との待ち合わせに遅刻したり、よく仕事に遅刻したりしたのは、、、
全部、生まれたときから遅刻が始まっていたせいだ!けっして僕のせいじゃない!
「ナチュラル・ボーン・遅刻」
黒澤コリンは四日市育ちでもぜんそくではない
黒澤オトンは群馬出身、黒澤オカンは秋田出身で黒澤コリンは神奈川県出身。
オトンとオカンは東京に出稼ぎにきて知り合ったらしい。
なんだか昭和なロマンチック感が漂うな。と思う。
神奈川県は生まれただけで、三重県は四日市市で育つ。
かの有名な四日市ぜんそくの街だ。
私も自然界では発生することが許されていないような臭いをかいだことがある。
四日市港の魚は食べるな。顔が二つある魚が釣れたなどの噂もある。
アニメのタイガーマスクの55話でタイガー達が四日市に巡業に来るが、四日市ディスが酷い。
タイトルからして「煤煙の中の太陽」で、空は常に曇天。
坂口征二は開口一番「こんな酷いところじゃ立派なファイトができないな」
それに対して猪木は「相手だってそうじゃないか」
馬場は「弘法筆を選ばず」と返します。
坂口も酷いが、猪木と馬場も酷いと思う。
そんな街、四日市。
デトロイトシティ四日市。
光化学スモッグ警報が出ると学校が休みになる四日市。
国道沿いにはパチンコ屋が等間隔に並ぶ四日市。
とんてきが美味い四日市。
喜楽のラーメンが美味い四日市。
四日市に住んでる人は四日市のことディスるけど、なかなか四日市からは出ていかない街、四日市。
わりといいと思う四日市。
そんな四日市で黒澤コリンは育ちます。
誰かが「結局地元! 結局地元!」と叫んでるのを聞いたことがあります。
「オールライト・イッツ・マイ・タウン!」
とかなんとかいっちゃってー。
↓黒澤コリンのプロフィールその2はこちら
↓四日市ぜんそくというかっこいいバンドもいる。